スマウグの重さは?
10,000トン22,000,000 lb
スマウグが本物の動物と同じつくりだとすると、重さはおよそ1万トンです。これは私たちの推定で、公式の数字ではありません。トールキンも映画も体重は示していません。体長6m、体重1トンのイリエワニを、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』シリーズに登場する全長130mのスマウグまで拡大して計算しました。
10,000トン22,000,000 lb
スマウグが本物の動物と同じつくりだとすると、重さはおよそ1万トンです。これは私たちの推定で、公式の数字ではありません。トールキンも映画も体重は示していません。体長6m、体重1トンのイリエワニを、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』シリーズに登場する全長130mのスマウグまで拡大して計算しました。
| 映画版、ジャンボジェット2機分の長さ(約141m)WETAデジタルのたとえ。ワニと同じ比率で拡大 | 13,000トン28,700,000 lb |
|---|---|
| 映画版、130m、ワニ型の体私たちの主な推定値。ゲームでもこの数字を使用 | 10,000トン22,000,000 lb |
| 映画版、130m、鳥並みの密度同じ形で、鳥のように気嚢と中空の骨を持つ場合 | 8,600トン19,000,000 lb |
| 映画版、翼竜型の体ケツァルコアトルスを翼開長110mまで拡大。およそ200〜330トン | 260トン573,000 lb |
| 原作のスマウグ、18m『中つ国歴史地図』による非公式の体長。ワニ型の体 | 27トン59,500 lb |
公式の重さは存在しません。『ホビットの冒険』でスマウグの大きさが測られることはなく、映画で示されたのも大きさだけです。映画版でいちばんよく引用されるのは、鼻先から尾まで130m、翼開長約110mという数字です。
長さを重さに変えるために、いちばん近い現実の動物を借りました。体長約6m、体重1トンの大きなイリエワニです。動物が形を保ったまま大きくなると、体重は長さの3乗に比例して増えます。130mは6mの21.7倍で、21.7の3乗は約10,200。つまりワニは約1万トンになります。
実在の記録的なワニで計算しても同じ答えになります。ギネス世界記録によると飼育下で史上最大のワニだったロロンは、体長6.17mで、トラックスケールで量った体重は約1,075kg。これを130mまで拡大すると、約1万50トンになります。
『ホビット 竜に奪われた王国』でスマウグのアニメーションを担当したWETAデジタルは、大きさをメートルではなくジャンボジェットで表しました。VFXスーパーバイザーのジョー・レッテリは「747の2倍の大きさ」と言い、視覚効果スーパーバイザーのエリック・セインドンは長さが747の2機分だと語っています。747-400の全長は70.7mなので、約141mとなり、よく言われる130mより少し長くなります。ファンの資料には143mとするものもあります。
原作のスマウグはずっと小さかったのですが、トールキンは数字を示していません。いちばんの手がかりは、はなれ山の隠し扉です。スロールの地図には高さ5フィート(約1.5m)で、3人並んで歩ける幅とあります。スマウグは若いころでさえこの通路を通れず、のちには顎の先を押し込むのがやっとでした。カレン・ウィン・フォンスタッドの『中つ国歴史地図』は、スマウグを約18mと推定しており、ファンの間では非公式の数字とされています。ワニと同じ比率なら、18mのスマウグは約27トンです。
知られている生物学では無理です。飛んだことが知られている最大の動物は翼竜のケツァルコアトルスで、翼開長は10〜11m、体重は多くの研究者が200〜250kgとしています。1万トンのスマウグは、その4万〜5万倍の重さです。満載のボーイング747-400は、4基のジェットエンジンと長い滑走路を使って最大約397トンで離陸できますが、スマウグはその約25機分の重さです。
大きくなるほど問題は深刻になります。重さは長さの3乗で増えるのに、翼の面積は2乗でしか増えないので、大きさが2倍になるたびに翼1平方メートルあたりの負担も2倍になります。スマウグに鳥のような気嚢や中空の骨を与えても、ほとんど変わりません。鳥の平均比重は約0.73、ワニは約0.81〜0.89なので、推定値が約8,600トンに減るだけです。
ほとんどが翼で胴体の小さいケツァルコアトルスのようなつくりにしても、スマウグの翼開長110mなら約260トン。これまでに空を飛んだどんな生き物よりも、まだ約1,000倍重いのです。WETAのアニメーターたちは、スマウグの飛び方の参考にアホウドリを使いました。
ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』シリーズでは、ふつう全長130m、翼開長約110mとされ、WETAデジタルはボーイング747の2機分にたとえました。原作には大きさの記述がなく、最もよく引用される推定は『中つ国歴史地図』の約18mです。
トールキンは重さを示していません。『中つ国歴史地図』の推定どおり原作のスマウグが18mなら、ワニのような体つきで約27トンになります。
飛べません。約1万トンのスマウグは、知られている最大の飛行動物で体重約200〜250kgのケツァルコアトルスの何万倍も重くなります。ずっと軽い翼竜型のドラゴンでも、あの翼開長では重すぎます。
はい。WETAデジタルは映画版のスマウグを747の約2倍の長さと説明しています。私たちの推定では、重さも満載の747-400の約25倍です。
最終確認:2026年10月2日