ニミッツ級空母の重さは?
100,000トン220,000,000 lb
満載状態のニミッツ級空母の重さは約10万トンです。正確な数字は艦ごとに異なり、米海軍の艦艇登録簿では空母「ニミッツ」が満載10万1196英トン(10万2820トン)、「エイブラハム・リンカーン」が10万4112英トンとされています。燃料、航空機、乗員、物資を積まない空の状態なら約8万トンです。
100,000トン220,000,000 lb
満載状態のニミッツ級空母の重さは約10万トンです。正確な数字は艦ごとに異なり、米海軍の艦艇登録簿では空母「ニミッツ」が満載10万1196英トン(10万2820トン)、「エイブラハム・リンカーン」が10万4112英トンとされています。燃料、航空機、乗員、物資を積まない空の状態なら約8万トンです。
| エイブラハム・リンカーン(CVN 72)、満載10万4112英トン(艦艇登録簿)。同級でもっとも重い | 106,000トン233,000,000 lb |
|---|---|
| ニミッツ(CVN 68)、満載10万1196英トン(艦艇登録簿) | 103,000トン227,000,000 lb |
| ジョージ・H・W・ブッシュ(CVN 77)、満載9万8235英トン(艦艇登録簿)。同級の最終艦 | 99,800トン220,000,000 lb |
| 米海軍ファクトファイルの同級の数値満載「約9万7000トン」を、海軍が8万7996.9トンと換算したもの | 88,000トン194,000,000 lb |
| ニミッツ(CVN 68)、軽荷(空)7万8280英トン。燃料、物資、航空機、乗員を除く | 79,500トン175,000,000 lb |
船は体重計では量りません。重さは排水量で表します。アルキメデスの原理により、浮かんでいる船は自分の重さとちょうど同じ重さの水を押しのけるので、喫水線より下の水の体積を測れば船の重さがわかります。
米海軍は排水量を、1,000kgのメートル法のトンではなく、2,240ポンド(1,016kg)の英トン(ロングトン)で表します。英トンは1トンより約1.6%重いので、ニミッツの10万1196英トンは10万2820トンになります。このページの10万トン(約9万8400英トン)は、同級の典型的な艦の満載時を丸めた数字です。
もうひとつ落とし穴があります。米海軍の公開ファクトファイルは同級の満載排水量を「約9万7000トン」とし、これを8万7996.9トンに換算していました。2,000ポンドの米トン(ショートトン)として扱った計算です。これはどの艦の艦艇登録簿の数値よりもずっと小さく、空母の重さを9万トン未満とするウェブサイトがあるのはこのためです。
ニミッツ級は、1975年就役の「ニミッツ」から2009年就役の「ジョージ・H・W・ブッシュ」まで10隻あります。設計上の満載排水量は8万7000英トン(8万8400トン)でしたが、どの艦も引き渡しの時点で数千トン重くなっていました。「セオドア・ルーズベルト」以降の艦には、弾薬庫の防護強化など、構造上の小さな違いもあります。
船は就役中にも、新しい装備が加わるたびに重くなります。とくに艦齢の中間で行う大規模改修で増えます。「エイブラハム・リンカーン」は10万4112英トン(10万5783トン)で、同級で最も重い艦です。ただし、重さは艦の古さに単純に比例するわけではありません。最新の「ジョージ・H・W・ブッシュ」は9万8235英トン(9万9811トン)で、「ニミッツ」より約3,000英トン軽くなっています。
軽荷排水量は、燃料、弾薬、物資、航空機、乗員を何も積んでいない船そのものの重さです。「ニミッツ」の場合は7万8280英トン(7万9536トン)。満載排水量は戦闘準備が整った状態の重さで、10万1196英トンです。その差の約2万2900英トン(2万3300トン)が、ジェット燃料、爆弾やミサイル、食料、水、航空団、そして約5,000人という積み荷すべての重さです。
つまり、満載の空母の約4分の3は船体と機械の重さです。部品ひとつでも重く、4基ある青銅製スクリューはそれぞれ直径7.6mで約30トン、2枚の舵はそれぞれ約50トンあります。
各艦は2基のA4W原子炉で動きます。原子炉が作る蒸気で4基のタービンと4本の推進軸を回し、最高速度は30ノットを超えます。「燃料交換なしで20年以上動く」とよく言われますが、これは正しいものの控えめな言い方です。米海軍によると、各艦は約50年の運用を前提に設計されていて、燃料交換は艦齢の中間に一度だけ。ニューポート・ニューズ造船所での燃料交換・大規模オーバーホール(RCOH)の際に行われます。
実際には、燃料交換は約25年目に行われます。「ニミッツ」は就役から約23年後の1998年から2001年にかけて燃料を交換し、1995年12月就役の「ジョン・C・ステニス」は2021年5月にオーバーホールに入りました。作業には約4年かかり、同時に最新の空母の水準まで艦を近代化します。
後継のジェラルド・R・フォード級は、2017年就役の「ジェラルド・R・フォード」に始まる別設計の空母ですが、大きさはほぼ同じです。米海軍の数値では満載約10万英トン(約10万1600トン)、全長は同じ332.8mで、乗員は600人近く少なくなっています。
満載のニミッツ級空母は約10万トンです。空母「ニミッツ」自体は10万1196英トンで、10万2820トンにあたります。
約8万トンです。艦艇登録簿の軽荷排水量は「ジョージ・H・W・ブッシュ」が7万7607英トン、「ニミッツ」が7万8280英トン、「エイブラハム・リンカーン」が8万1208英トンで、約7万8900〜8万2500トンにあたります。
航空団はふつう約60〜65機ですが、85〜90機まで搭載できます。米海軍によると艦の乗員が約3,000〜3,200人、航空団が1,500人、その他が500人で、合計約5,000人です。
2基の原子炉の燃料交換は、約25年の運用後、艦齢の中間に一度だけ行います。その後は新しい炉心で、さらに25年ほど運用されます。
重いとしても、ほんのわずかです。米海軍はフォード級の満載排水量を約10万英トンとしていて、ニミッツ級各艦の範囲内に収まります。
最終確認:2026年10月2日