地球上の全アリの重さは?
83,000,000トン183,000,000,000 lb
地球上のアリをすべて合わせると、生きた状態で約8,300万トンになります。これは私たちの推定で、もとになったのは2022年の研究です。アリは約2京匹、炭素にして1,200万トンで、人類のバイオマスの約20%。全人類の体重4億1500万トンの20%をとって、ここでの数値にしました。
83,000,000トン183,000,000,000 lb
地球上のアリをすべて合わせると、生きた状態で約8,300万トンになります。これは私たちの推定で、もとになったのは2022年の研究です。アリは約2京匹、炭素にして1,200万トンで、人類のバイオマスの約20%。全人類の体重4億1500万トンの20%をとって、ここでの数値にしました。
| 地球上の全人類比較用。83億人×50kg | 415,000,000トン915,000,000,000 lb |
|---|---|
| 全アリ(生体重)このページの数値。人類の20% | 83,000,000トン183,000,000,000 lb |
| 全アリ(1匹の重さから計算)2京匹×1匹約3.8mg | 76,000,000トン168,000,000,000 lb |
| 全アリ(乾燥重量)2京匹×乾燥重量1匹1.24mg | 24,800,000トン54,700,000,000 lb |
| 全アリ(炭素のみ)シュルトハイスら(2022年)の最良推定値 | 12,300,000トン27,100,000,000 lb |
すべてのアリを量ることはできないので、この数値は2段階の推定です。2022年、シュルトハイスらは野外データにもとづく初めての推計を米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表しました。地球上のアリは約2京匹(2×10¹⁶)、総バイオマスは乾燥炭素で1,230万トン。同じ方法で測った人類のバイオマスの約20%にあたるとしています。
科学者が生き物を炭素量で比べるのは、種によって大きく違う水分を無視できるからです。はかりに載せられる重さにするため、私たちはこの20%を全人類の生体重に当てはめました。地球上の全人類のページではそれを約4億1500万トンとしているので、アリは約8,300万トンになります。
別のルートでも、ほぼ同じ答えになります。この研究では、働きアリの平均を乾燥重量で1.24mgとしました。2020年に学術誌Insectsに載った研究によると、ヒアリの働きアリは約68%が水分なので、乾燥重量1.24mgのアリは生きた状態で約3.8mgです。これが2京匹なら、私たちの計算で約7,600万トンになります。
研究チームは、アリがすむすべての大陸と主な生息環境から489件の研究を集めました。ふるいにかけた落ち葉は合わせて2万6800平方メートル、落とし穴トラップによる採集は延べ200万日以上にのぼります。そこから、地上で餌を探しているアリを約3,000兆匹と推定しました。さらに樹冠にすむアリや、巣から一度も出ない多くの働きアリを加えると、合計は1京9800兆匹(誤差±5,000兆匹)になりました。
PNASに掲載されたトム・フェイルとペトル・クリメシュによるこの研究の解説によると、これは生きている人1人あたり約250万匹です。アリの分布はまったく均一ではなく、地上性のアリの61%は熱帯湿潤林と熱帯サバンナにすんでいます。この2つは、アリがすむ陸地の約38%にすぎません。
著者たちは、この数字を控えめなものとしています。北方林、マングローブ林、地下についてはデータが少なすぎて含められず、卵、幼虫、女王、オスも数えていないからです。
よく聞く話ですが、新しい研究の答えはノーです。以前の推定には大きな幅がありました。バート・ヘルドブラーとE・O・ウィルソンの数字は炭素で250万〜2,500万トン、2020年のトゥーマらの推定は約7,000万トンに達し、全人類の炭素量6,000万トンに近いものでした。はるかに多くのデータにもとづく2022年の推計では、人類の約5分の1に落ち着いています。
それでも、野生動物の中でアリは重量級です。炭素で1,230万トンというのは、野生の鳥類と野生の哺乳類をすべて合わせたよりも重い量です。
アリの大きさは種によって大きく違います。シュルトハイスらは推定に534種の体重の測定値を使いました。乾燥させた働きアリの重さは0.004mgから57mgまで、1万倍以上の差があります。
同じ種の中でも、働きアリの重さはさまざまです。ヒアリ4種を調べた2020年の研究では、小さな働きアリが生きた状態で0.59〜1.18mg、大きな働きアリが3.08〜5.26mgでした。
私たちの推定では、生きた状態で約8,300万トン。炭素だけを数えれば約1,200万トンです。これは全人類の重さの約5分の1にあたります。
2022年にPNASに発表された研究によると、約2京匹、つまり20,000,000,000,000,000匹です。著者たちはこれを控えめな数字としています。
いいえ。2022年の研究では、全アリのバイオマスは人類の約20%です。以前の推定では両者が同じくらいかもしれないとされていましたが、もとにしたデータはずっと少ないものでした。
生きている人1人あたり約250万匹です。
ふつうは数mgです。ヒアリの働きアリは生きた状態で約0.6〜5mg。534種の乾燥させた働きアリでは0.004mgから57mgまでの幅があり、世界全体の推定には平均1.24mgが使われました。
最終確認:2026年10月4日