ツール・ド・フランスの自転車の重さは?
6.8 kg15 lb
ツール・ド・フランスの自転車は、6.8kg以上でなければなりません。UCIが2000年に定め、2026年も有効な最低重量です。実際のレースバイクの多くはこれより少し重く、2026年のツールで計量された7台の平均は約7.06kg。ちょうど下限ぴったりだったのは、ヨナス・ヴィンゲゴーの1台だけでした。
6.8 kg15 lb
ツール・ド・フランスの自転車は、6.8kg以上でなければなりません。UCIが2000年に定め、2026年も有効な最低重量です。実際のレースバイクの多くはこれより少し重く、2026年のツールで計量された7台の平均は約7.06kg。ちょうど下限ぴったりだったのは、ヨナス・ヴィンゲゴーの1台だけでした。
| ミラン・フレタン、Look 795 Blade RSチームカラー。BikeRadarがペダルとボトルケージ付きで計量 | 7.4 kg16.3 lb |
|---|---|
| タデイ・ポガチャル、Colnago Y1Rs54cmのエアロフレーム、塗装なしのカーボン | 7.25 kg16 lb |
| ルーク・プラップ、Giant Propel Advanced SL | 7.1 kg15.7 lb |
| レムコ・エヴェネプール、Specialized S-Works Tarmac SL9 | 7 kg15.4 lb |
| マテイ・モホリッチ、Bianchi Specialissima RCサイズ55 | 6.9 kg15.2 lb |
| ヨナス・ヴィンゲゴー、Cervélo S5サイズ51。UCIの下限ちょうど | 6.8 kg15 lb |
UCI技術規則の第1.3.019条は、全文で「自転車の重量は6.8キログラムを下回ってはならない」というものです。ツール・ド・フランスから小規模なプロのレースまで、UCIが公認するすべてのレースに適用されます。
自転車は走れる状態で計量しますが、レース中に外せるものはすべて外します。ボトルとサイクルコンピューターは外し、ボトルケージ、マウント、クリップ留めのエクステンションは付けたままです。
この下限が定められたのは2000年。UCIが1996年に作った自転車設計のルール集「ルガーノ憲章」に加えられました。掲げられた目的は、メーカーがカーボンフレームを壊れやすいほど極限まで軽くしていた時代の安全確保と、予算の大きいチームが軽い自転車を買うだけで有利にならないようにする公平性です。なぜ6.8kgなのかを公式に説明した人はいません。BikeRadarは、当時の平均的な男子プロ選手の体重の約10分の1だったのではないかとしています。
たいていは下限より重めです。BikeRadarが2026年のツールで、ペダルとボトルケージを付けた状態で7台を計量したところ、6.8〜7.4kgで、平均は7.06kgでした。ディスクブレーキ、リムの深いエアロホイールやエアロ形状のチューブ、パワーメーター、電動変速はどれも重さを増やしますし、チームは軽さよりエアロを選ぶことが多いのです。タデイ・ポガチャルのColnago Y1Rsは7.25kgでした。
例外だったのがヨナス・ヴィンゲゴーのCervélo S5で、ちょうど6.8kg。2026年、彼のチームはリム高42/49mmの浅めのホイールと軽いタイヤに替えました。2025年の仕様は、サイクルコンピューターとボトル込みで7.385kgでした。
リムブレーキの時代には、逆のことがよくありました。ヒルクライム用の自転車は下限より軽く組めたので、メカニックが重さを足し戻していたのです。シートチューブの中にチェーンを落とし込んだり、ボトムブラケットの近くに重りを隠したりしていました。アシュリー・ムールマン=パシオは、ディスクブレーキ以前の自分の自転車はもともと6.2〜6.3kgで、重りを足したことでハンドリングが変わったと話しています。
このルールはきちんと適用されています。2026年5月30日、ロレーナ・ウィーベスはジロ・デ・イタリア・ウィメンの第1ステージで優勝しましたが、数時間後に失格となりました。自転車が6.78kgで、下限より20g軽かったのです。ステージ優勝とマリア・ローザはエリーザ・バルサモのものになりました。ウィーベスが所属するSD Worx-Protimeは、同じ自転車がそれまでの検査は通っていたとして、法的措置を検討しました。
この下限は10年以上前から疑問視されてきました。2014年にはUCIの技術顧問が「少し時代遅れ」と述べ、フレームや部品の安全基準に置き換える案を示しました。2015年にはブログ「Inner Ring」が、UCIが撤廃の準備をしていると報じています。しかしどちらも実現せず、2026年版のUCI技術ガイドでも最低重量は6.800kgのままです。
2026年9月、UCIはルガーノ憲章の全面的な見直しを発表しました。草案は、2027年2〜4月に予定されている自転車業界との協議の前にまとめられます。6.8kgの下限もその議論の対象になると見られていますが、変更は発表されておらず、今のところ有効なままです。
ルール上の最低重量は6.8kgです。2026年のツールで計量された自転車は約6.8〜7.4kgでした。
UCIは2000年、壊れやすい超軽量フレームでのレースをやめさせ、機材にかけるお金でレースの勝敗が決まらないようにするため、6.8kgの下限を導入しました。現代のカーボンバイクなら、もっと軽くても安全にできるという批判もあります。
いいえ。ボトル、サイクルコンピューター、その他の取り外せるアクセサリーは外して計量します。ボトルケージやマウントは付けたままです。
買えます。Specialized S-Works Aethosのような軽量モデルは、小さいサイズで約6.2kgです。UCI公認レース以外なら、どこで乗っても問題ありません。
選手が失格になることがあります。ロレーナ・ウィーベスは、自転車が20g軽すぎたため、2026年のジロ・デ・イタリア・ウィメンでステージ優勝を取り消され、レースから除外されました。
最終確認:2026年10月2日